我が家の夏眠性球根ラン栽培方法

我が家の夏眠性球根ラン栽培方法
2018/07/07作成
2019/11/27更新

 我が家における夏眠性球根ラン(主として豪州地生蘭、欧州地生蘭)の栽培方法を示します(お譲りした方々聞かれることが多いのでまとめておこうかと……)。基本的に自生地は地中海性気候であり、冬の雨量の多い時期に生育し、暑く乾燥した夏の間は球根の状態で休眠する、という性質を理解すれば大きな失敗は少ないのではないかと思います。温帯湿潤気候の日本とは季節ごとの雨量に大きな差があるので水分管理に気を使う必要があります。病害虫の少ない冬季に生育し、近年特に厳しさを増す夏を球根の状態で越すため、大多数は比較的容易なのですが、一部に気難しいものがあります。以下に示すのは南関東の一般的な低地で栽培した場合であることをご留意ください。

*生育期の栽培環境
 基本的に無加温の温室(サンルーム)で栽培しています。関東の平野部では下がっても-1,2℃ほどなので暖房をかけなくても十分に耐えます。最低5度前後に保つのが理想だと言われますが、特に欧州産ではわざわざ加温するよりも低温多湿な環境でじっくり葉を伸ばして長期間持たせたほうが球根の肥大が良いように感じています(オーストラリア産はこの限りではありません)。関東以南であれば基本的には霜や寒風を避けた屋外で育つと思います。ヨーロッパでは雪が被る場所で栽培している趣味家もおり、多少雪がかかる程度では問題ないというのが共通認識のようです。
 参考までにドイツのサイトに示されている豪州地生蘭、欧州地生蘭の耐寒温度の限界を示しておきます。これはあくまで限界であり、短期的に耐えうる温度だと思われます。

-2℃ : Caladenia
-3℃ : Pterostylis
-4℃ : Diuris, Ophrys(mediteranean species)
-5℃ : Thelymitra
-6℃ : Anacamptis(mediteranean species), Orchis(mediteranean species), Serapias
-10℃ : Serapicamptis,
-18℃ : Anacamptis(middle European species), Ophrys(insectifera), Orchis(middle European species)

 最低気温も生育サイクルを維持するうえで重要な要因ですが、日中の気温上昇も良好な生育に大きく寄与しているものと思われます。基本的なことですが、日中に気温が十分に上昇し光合成産物が多く生産される一方で、夜間はその光合成産物を消費しない程度に低温であることで植物体に光合成産物が蓄積され、球根性のランでは花数の増加や新球の肥大につながります。特に冬緑性の植物では耐寒温度ばかりに気を取られてしまいがちですが(植物の生死に関わるので当然と言えば当然ですが)、良作を目指す上で日中の気温というのも重要な要因です。

生育中のカラデニア
*日照
豪州地生蘭・・・国内の栽培書やサイトには全日照や午前中のみ直射日光などが推奨されていますが、本場オーストラリアでは50%遮光で栽培されているようです。オーストラリアの紫外線量は日本の5,6倍だとか言われていますが、日本の冬とオーストラリアの夏を比較すれば、という話であり、どうやら冬の紫外線量に大差はないようで、日本でも多少遮光したほうが葉の痛みが少ないのかもしれません。とはいえ、冬の間の日照が足りないと花芽がつかなかったりするので、基本的にはできるかぎり日に当てたほうがいいのかなと思っています。品種によっては50%遮光がいいものなどもあるので、参考までに豪州地生蘭の属ごとにオーストラリアの栽培書で最適だと言われている遮光率を以下に示します。ただし、これはあくまで十分に日があたる環境での場合であり、作場に日が差す時間の長さによって遮光の有無は変わってくると思います。

25% : Diuris, Thelymitra
25-50% : Caladenia, Microtis, Pterostylis(rufa group and allied species)
50% : Chiloglottis, Eriochilus, Pterostylis(colony forming, non-colony forming)
70% : Corybas

 基本的に多くの種類は幅広い日照に順応するようですが、葉が弱々しく茎が細かったり、ロゼットが光の方に傾くようなら遮光が強すぎるためもう少し日照を確保してやった方が良いようです。草体の様子を見て適宜変えてやるのが理想だと思います。また、春に花を咲かせる種は比較的強い光を求め、光が弱いと花色が褪せてしまうことがあります。

欧州地生蘭・・・Anacamptis, Orchis, SerapiasはCaladeniaやThelymitraなどと同様に遮光なしから25%遮光ほどまでで栽培していますが、Ophrysは50%遮光で栽培しています。自生地を見るとかなり開けた環境のように見えますが、国内で栽培する際には春蘭やミヤマウズラなどを栽培するぐらいの日照がちょうどいいようです。日照が強すぎると葉があまり大きく展開しないことに加えて休眠前に葉が黄ばむようにして枯れていくことがあり、こうなると良い新球が得られない場合が少なくないようです。

*用土
豪州地生蘭・・・本場オーストラリアではロームにピートモス、おがくずを基本に、肥料分として骨粉を混ぜたものを使用するように推奨しています。水持ち・排水が良く、有機質や肥料分を含むことが重要であるようです。私は基本的に「鹿沼土小粒7割+パーライト1割+粉砕した水苔2割」で栽培し、肥料分は芽出し後の追肥で補うようにしています。粉砕した水苔の分量ですが、PterostylisとChiloglottis、Corybasではやや多めに3割ほど混入させています。豪州地生蘭は凡そpH5-6ぐらいの酸性-弱酸性の用土を好むようです。
欧州地生蘭・・・Ophrys、Orchisなどは日本に入ってくるもののなかにも蘭菌への依存度が高いものがあるなど、用土に関しては難しさを感じます。当方では「赤玉土中粒6割+パーライト2割+バークや堆肥等の有機資材2割(+phを調整する資材少々)」で栽培しています。水苔は多くのOphrysで生育阻害に働くことがあるので避けます。ドイツのサイトによると、pH6-7ぐらい、ほとんど中性から弱酸性の用土を好むようです。欧州は石灰岩の影響でアルカリ性土壌だと言われていますが、どうやら地生蘭はその上に落ち葉などが堆積していった中性や弱酸性土壌に多く根を張るようです(とはいえ、明確に石灰質の土壌に自生する種も一部にあります)。前述の「phを調整する資材」ですが、弱アルカリを好む一部の蘭のために気休め程度ですが混入させる場合があり、サンゴ砂やピンクサンドなどのアクアリウム資材が多いです。

生育中のアナカンプティス、セラピアス

*鉢

 材質は特に選びませんが、多孔質の鉢が通気性も取れて一般には育てやすいかと思います(我が家では鉢数が多いのでプラスチック鉢を使用しています)。ほとんどの種では元の球根の周囲や球根1,2個分下程度の深さに新球を形成するので浅鉢は適しませんが、そこまで極端に深い鉢でなくてもよいものと思います。球根サイズに対して大きすぎないもので、過湿になりづらいサイズがよいと思います。ただし、一部の種で球根形成のための地下茎が非常に長く伸びるので可能な限り縦長の鉢に植えたほうが良いものもあります。

*肥料
 芽が出て多少葉が伸びてきたら置き肥をしています。カリウム成分の多い肥料は根の伸長に影響が出るので、生育初期は窒素成分主体の肥料がいいかと思います。マグアンプ、バイオゴールド、オスモコート、超発酵おまかせ等、いろいろ使ってみましたが、そこまで大きな差はないかもしれません。オーストラリアの栽培書の一部に肥料はやらないほうがいいと書いてあるものもありますが、国内で栽培する場合は栄養分を含まない鹿沼主体の場合が多いことからもきちんと施肥することが何より大事です。
 ただし欧州地生蘭、特にOphrysに関しては、液体ハイポネックスなどの化学肥料はあまり向いていないようで球根の黒ずみや萎縮などに繋がることがあったので、基本的に有機肥料のみを与えています。豪州地生蘭は他の一般的な球根植物と同様に花後に微粉ハイポネックスなどカリ成分の高い肥料をやると球根の肥大が良いようです。

プテロスティリスの鉢に施肥した様子

*水
 野生蘭栽培や山野草栽培でよく言われているように雨水がいいのでしょうが、水道水でも問題なく育っています。あまり水質がいいとは言えない地域で、用土表面に塩類が析出するような水質でも支障になったことはありません。かなりの多肥で良好に生育するので塩類耐性は高いのかもしれません。頻度についてですが、表土の鹿沼や赤玉の色が変わり始めたタイミングでの潅水が無難なものの、表面が乾く前にどんどん潅水しても良好に生育しますし、むしろ乾燥の方に気を付けたほうが良いかもしれません。Caladeniaを除く多くの種で鉢底を1㎝弱ほど水につけた腰水栽培でも問題ありませんが、置き肥のカビや用土の劣化には注意です。

*病害虫
 秋の発芽時、葉の柔らかい時期にスリップスや、我が家ではカメムシが多く発生します。カメムシを見落とすことはあまりありませんが、スリップスは非常に小さいので気が付いたら被害が拡大していたということが少なくありません。また、春の花期にはアブラムシがつくことがあり、Caladeniaなどは葉が硬く剛毛のためあまり見ませんが、PterostylisやDiuris、Serapiasについているのを見ることがありますので要注意です。基本的には被害にあう前に浸透性の薬剤で防除しておくのが安全で、殺虫剤としてはオルトランやベニカXスプレーなどをよく使用しています。また、カタツムリやナメクジによる食害もありますので、鉢を直接地べたに置かないほうがいいかもしれません。私自身経験がなく、あまり頻発することではないかもしれませんが、鳥やネズミが球根を掘りだして食べてしまうことがあるらしいです。
 Thelymitra、Pterostylis、Diurisなどでウイルス病が見られることがあるので注意が必要です。これらはウィルス病に弱く、罹患すると葉がまともに展開せず花も奇形になってしまいます。海外からの直輸入株にも目立つので注意です。また、密閉しすぎたり、潅水後も葉がいつまでも乾かないと炭疽病や黒斑病が発生することがあるので、日中は通気を取るのが大事かと思います。多肥で栽培したいのでカビ系の病気には注意したいものです。現状、私の経験では痛みかけた葉や株を見つけたらトップジンやベンレートなどの散布で大きな被害は防げています。また、ストレプマイシン液剤やダコニールを予防散布に使用することもあります。頻度としては2か月に1回ほどです。

*年間の管理

1.秋の管理/ 球根の植え込み
 芽が伸びてきたものから順に植えこんでいきます。植える深さは球根のサイズに応じて異なりますが、だいたい深さ2,3㎝が平均だと思います(正直よほど極端な深さでなければほとんどの場合問題ありません)。3号鉢に1.5㎝サイズ球根だったら3球ほどでしょうか。時期的には夏の終わりごろから初秋、8月末ぐらいから芽が出たもの中心に植えはじめ、彼岸過ぎには芽が出てないものもすべて植え付けています。植えこんだら中まで湿るくらいに水をやり、それ以降表面が乾いたら水をさっと遣るのを繰り返して地表への発芽を待ちます。特に大きな球根は過湿に弱く、芽が出る前にどっぷり水につけてしまうと腐ることがあるので中の鹿沼が軽く湿っているくらいの水遣りを保ち(芽が動き始めているものは十分に潅水して大丈夫です)、芽が出そろってからは乾かさないように努めます。また、まだ暑い時期なので鉢の置き場所には気を配り、特に側面に日が当たって球根が蒸れてしまわないように注意したほうが良いと思います。
 種類によっては7,8月から発芽してしまうものもありますが、たとえ暑くても植えてしまってしっかり水遣りをすれば問題なく冬を越して生育します。ただ夏の間はやはり日差しがきついので50%遮光ほどの半日蔭においています。芽出しが早い品種は具体的にDiuris sulphurea, Pterostylis tuncata, Pterostylis ophioglossa, Pterostylis obutusa, Pterostylis x toveyana, Thelymitra cyaneaなどです。アフリカ産ではDisa sagittalisの発芽も早い場合があります。 これらは基本的に早めに発芽するのですが、同じ種のなかでも個体差があって、9月ごろになって芽を出すものも少なくないです。またThelymitra cyaneaは半常緑に近い原種のようで、1年のほとんどで葉を保っています。原産地のタスマニア島では水苔などが生い茂る湿地帯などに自生しているようです。
 秋(10-11月)に開花するのはPterostylis truncata, P.ophioglossa, P.x toveyanaなどです。

2.冬の管理
 葉が十分に伸びてきたら置き肥を施します。当地では11月中旬から12月くらいまでの時期であることが多いです。
 豪州地生蘭、欧州地生蘭ともに低温下でゆっくり生長していきます。霜に当てると葉が傷んでよくないので、屋根がある場所で栽培するのが良いと思います。豪州地生蘭の自生地の平均最低気温は5-10℃で、ほとんど凍ることはないそうです。一方、欧州地生蘭の自生地は広範であまり一概には言えないのですが、冬季の最低気温はマドリッドやミラノで2,3℃、ロンドン、パリで-3℃ほどであり、東京とほとんど変わらないか、多少寒いかなといった程度です。
 12月ぐらいからはPterostylis tenuicaudaなどが開花し始めます。1月から2月にかけて早咲きのCaladenia、Himantoglossum等で開花するものがあります。春に開花するものは1月半ばぐらいから花茎が見えてきます。

早咲きのカラデニア・レプタンス

3.春の管理

 3-5月にかけてほとんどの品種で開花します。加温すると多少早く、2月半ば頃から開花することもあります。日差しが強くなってくるので、暑さに弱い欧州産の地生蘭は遮光を強めた方が花が傷みません。
 Thelymitraは気温が20℃近くあり、晴れた日でないと開花せず、日が陰ると閉じてしまいます。晴れた日は朝から午後3時くらいまで咲いており、香りもよく立って良いものです。Caladenia, Pterostylis, Diuris, Leptocerasなどは日照や天気に関わらず2,3週間、長いもので2ヶ月近く開花し続けます。Thelymitraなどは自家受粉してしまう種も少なくなく、狙った交配でなければ実生する意味も薄く新球にも影響するので、花後は花芽を切除するのが無難と思います。
 最高気温が25度を超える日が一、二週間ほど続くのを目安に、葉が黄変して休眠に入るので、水やりを中止し、日陰などに置いて乾燥させます。最近は急激に暑くなりそれがしばらく続くことも増えたので、乾ききる前に早めに掘り上げてしまっても良いかもしれません。一度掘り上げたものも、まだ地下茎がついてるからと鉢に戻してしまう方もいるのですが、掘り上げの過程で球根や地下茎に傷がついている可能性が高く、それをワンシーズン使用した雑菌に多い用土に戻すのは球根の腐敗を招いてしまいます。一度掘り上げたら地下茎が枯れ切ってなくても清潔な鹿沼等に保管するのをお勧めします。不要な地下茎はすぐに枯れますし、球根にも無害です。

春咲きの地生ランの開花

4.夏の管理/エチレン処理

 夏は球根の状態で休眠しているので、うちでは水を切って用土を乾かした後は掘りあげてジップロック等のチャック付きのビニール袋にいれて保管しています。ビニール袋のなかに球根だけでもいいのかもしれませんが、ひとつまみの乾いた鹿沼土などを混入させておくと保管中に球根から出た水分を吸い取ってくれて腐敗が避けられるように思います。水分を含んだ鹿沼土を用いると逆に腐敗を促すことになってしまいがちなので注意が必要です。基本的にここ数年、延べ数千球以上をこの方法で保管してきましたが、腐敗するもの、干からびてしまうものの確率は1%未満です。ダメになってしまうものは球根のほうに問題がある場合が多く、鉢のままでもいずれ腐ったであろうものと推察しています。現地の栽培書でも掘り上げてジップロックに保管する方法を推奨していますが、現地では鹿沼の代わりにパーライトを使用するようです。

チャック付きビニール袋で保管中のThelymitra nudaの球根

 なお、開花にエチレン処理が必要なものは8月の末ごろに2週間ほどかけて処理します。ケースなどに球根とバナナやリンゴの皮を入れ、密閉して皮から発生したエチレンガスを球根に吸わせます。時期的に腐りやすいので、腐ったりカビが見えたら新しい皮に代えたほうが無難です。また、球根と皮は直接接しないように、ケースで区切るなど工夫が必要です。こうした生ものを使用するのは衛生的に気になる、という場合は果物の追熟用にエチレン発生剤が販売されているのでそちらを使用したほうが安心かと思います。なお、バナナやリンゴの皮を使用したエチレン処理を行った場合、球根の見た目は清潔でも表面がカビの胞子に侵されており、植え付け後に腐敗してしまう可能性があるので、一度ベンレートなどで植えこみ前に殺菌しておいた方が良いかと思います。そういう手間も含めて面倒ですので、私はエチレン発生剤を使用することが多いです。
 開花にエチレン処理が必要だと言われている品種のうち、国内外の栽培下でよく見かけるものを列挙します。
Caladenia flava, Caladenia reptans, Diuris drummondii, Diuris emarginata, Diuris orientis, Eriochilus dilatatus, Eriochilus scaber, Leptoceras menziesii など。
※球根を十分に大きく育てればエチレン処理をしなくても開花する場合がほとんどです。エチレン処理はあくまで咲きづらい品種を咲かせるテクニックのひとつだと捉えています。

*自生地
 最後に参考までに9パターンに大別される自生地の様子を載せておきます。イメージがつかみやすいのではないかと。
上段左:水苔の生える高山草原(Thelymitra cyaneaなど)
上段真ん中:乾燥森林(Pterostylis robusta,Thelymitra luteocilium, Thelymitra megacalyptraなど)
上段右:海岸沿いの荒原、荒れた森林(Caladenia latifolia, Thelymitra aristataなど)

中段左:平らな草原(Diuris behriiなど)
中段真ん中:スゲの生えた浅い低湿地(Microtis atrata, Pterostylis falcataなど)
中段右:湿った山地の森林(Chiloglottis cornuta, Diuris sulphureaなど)

下段左;松の生えた林(Chiloglottis trapeziformis, Thelymitra nudaなど)
下段真ん中:ユーカリの生えた林(Pterostylis biseta, Pterostylis muticaなど)
下段右:山地の森林(Caladenia filamentosa, Pterostylis laxaなど)

 画像は下記サイトより拝借しました。
Gary Ayton's Photography Wikipedia
http://www.ayton.id.au/wiki/doku.php?id=start
The Mag-Net Out Door Education
http://www.scitech.net.au/outdoored/

 以上、簡単にですが、我が家での球根性の地生蘭の栽培方法をまとめてみました。参考にしていただけると幸いです。

 これらは個人的経験に加え、以下の書籍、サイトの内容をかいつまんで短く記事にしたものなので(申し訳ないです)、詳しくは元の文献をぜひ見てみてください。こんな記事よりよほど有益な情報がたくさん詰まっています! ↓ ↓ ↓

*国内の書籍
富澤正美(2012)『育てて楽しむ山野草のすべて』,NHK出版
富澤正美(2016)「夏眠性球根ランの世界」,『別冊趣味の園芸 園芸Collection vol.6』, 栃の葉書房
谷亀高広(2018)「オフリス属の魅力と栽培法」,『山野草とミニ盆栽 vol.127』2018年陽春,  近代出版

*海外の書籍
Helen Richards, Rick Wootton, Rick Datodi (1988). Cultivation of Australian Native Orchids. Austalian Native Orchid Society Victorian Group inc.
R.J. Bates, J.Z. Weber (1990). Orchids of South Australia. The Flora amd Fauna of South Australia Handbooks Committee.
Andrew Brown, Kingsley Dixon, Christopher French, Garry Brockman (2013). Field Guide to the Orchids of Western Australia. Simon Nevill Publications.
Jeffrey Jeans, Gary Backhouse (2006). Wild Orchids of Victoria Australia. Aquatic Photographics.
M.J. Fraser, J. Wright, W.Ferris, B. Wallace (2005). Growing Orchids in Cool Climate Australia. The Orchid Society of Canberra, inc. 

*夏眠性球根ラン関係のWebサイト
NOSSA
https://nossa.org.au/
Orchids of South-West Australia
https://chookman.id.au/wp_orchids/
Hardy Orchis Society
http://www.hardyorchidsociety.org.uk/index.html
Myorchids
http://www.myorchids.de/
Orchid propagation
http://www.lidaforsgarden.com/Orchids/engelsk.htm