Thelymitra 早咲き種

シーズン序盤のテリミトラたち、あくまで南関東の当地で栽培した場合に早めに咲く品種です。
この時期に咲くものは比較的ピンクや黄色など暖色系の色合いが多いようで、同じピンクでも交配によって微妙に色合いが異なり味わいがあります。ただ、今年は青系のThelymitra nudaが比較的早い時期に開花しました。例年は中盤以降なのですが、今季は稀に見る寒波が到来した影響で、ある程度の加温をして栽培しため、その影響かもしれません。T.nudaは園芸的にブルーオーキッドとしてもっとも有名な種で、これよりさらに青いテリミトラは他にもたくさんありますが、このすっきりとした爽やかなセルレア色は何度見ても見飽きないものです。

180306  Thelymitra nuda
180306  Thelymitra nuda

180228  Thelymitra Kay Nesbitt
180228  Thelymitra Kay Nesbitt
 
180220  Thelymitra x macmillanii
180220  Thelymitra x macmillanii

180220  Thelymitra Cinderella x nuda 'Tall White'

180228  Thelymitra Gold Finger #397
180228  Thelymitra Gold Finger #397
 
180219  Thelymitra Gold Finger #410
180219  Thelymitra Gold Finger #410
 
180306  Thelymitra Melon Glow
180306  Thelymitra Melon Glow

180306  Thelymitra luteocilium

コメント

  1. 地生種で冬型な分地温が低い方が生育が良いかと思っていたのですが育ててみた感じ違うのは感じましたね。
    日本でも育てやすいかと当初は思いましたがある程度の設備の用意は必要ですし中々普及させるのは難しいかもしれません。

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    1. 例年は無加温なのですが、今年の寒波は特別ですね……。
      ただ、昨年いろいろな方にお配りして現在の栽培状況を聞いたところ、ちゃんと世話してくれている方のところでは花が見れているそうなので、満作を求めないのであれば今年の寒さであっても霜よけ程度の普通の庭栽培で良いのかなといった印象です。

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